不祥事の考察
2017年 03月13日 23:32 (月)
それから、今月になって一年以上前に起きていた、警察官の集団による強制わいせつ事件が明るみになり、ニュースになっていたので、要点事項を引用してみました。
警察官が集団わいせつ疑い…飲み会で女性警官の体触る
集団わいせつ行為、警部補ら7人を処分
セクハラ被害の女性警官「支配的雰囲気、言い出せず」
福岡県警留置管理課の警察官らが、同僚の女性警察官に集団でわいせつな行為をしたなどとされる問題で、県警は2日、男性警部補(58)ら7人を停職などの処分にし、発表した。
県警はこのうち、2015年9月に福岡市であった課内の飲み会で同僚女性を羽交い締めにし、3分間にわたって体を触るなどしたとして、この警部補と同課の別の男性警部補(57)を強制わいせつの疑いで2月1日に書類送検した。
2人はそれぞれ「女性に近づいたらそっぽを向かれたのが気に入らず、やってしまった」
「女性の態度が気に入らず、辱めようとした」と話しているという。
監察官室によると、2人は飲み会で別の男性警察官に「氷の口移し」の宴会芸をやらせるなどのパワハラ行為も繰り返したとして、停職1~3カ月の懲戒処分。ともに今月2日付で依願退職した。
また、2人のわいせつ行為を手助けした男性巡査長(30)を減給3カ月(10分の1)とし、その様子をスマートフォンで連写撮影した男性巡査部長(29)を本部長訓戒とするなどした。
さらに同課の女性警察官に対し、「ブス」などとセクハラの言動を14年ごろから繰り返したとして、男性警部補(42)を所属長訓戒処分とした。
「留置管理課でセクハラが横行している」。福岡県警に内部通報があったのは、強制わいせつ事件から1年以上たった昨年11月だった。
「(処分された)両警部補が職場で支配的な雰囲気を作っていて、被害を言い出せなかった」。
被害女性は県警に、そう話したという。
県警は「逃走や罪証隠滅のおそれがない」として警部補らを逮捕せず、内部の処分であることを理由に氏名も公表していない。
性犯罪に詳しい甲南大法科大学院の園田寿教授(刑法)は「(強制わいせつという)罪名からすれば単に書類送検で済まされる話ではない。身内に甘い処分ではないか」と指摘。女性が少ない警察組織は男中心の価値観で動いており、上命下服の古い習慣のせいで地位を利用したパワハラ・セクハラが起こりやすい。
事件があった飲み会の参加者は16人。女性は被害者だけだった。
■福岡県警が発表した処分の内容
【停職3カ月】
①男性警部補(58)=飲み会での強制わいせつ、「ブス」などの日常的なセクハラ発言、宴会芸の強要によるパワハラ
【停職1カ月】
②男性警部補(57)=飲み会での強制わいせつ、宴会芸の強要によるパワハラ
【減給3カ月(10分の1)】
③男性巡査長(30)=①と②のわいせつ行為を手助け
【本部長訓戒】
④男性巡査部長(29)=①と②のわいせつ行為をスマートフォンで撮影
【所属長訓戒】
⑤男性警部補(42)=「ブス」などの日常的なセクハラ発言
【戒告】
⑥男性巡査部長(47)=同僚の男性を平手打ちしたり殴ったりするパワハラ
⑦男性警部(58)=監督責任
(※参考動画・・・元愛媛県警、仙波敏郎氏)
※・・・・犯行動機の「態度が気に入らない・・・」的な発言から、自己顕示欲、支配欲などが見て取れます。
自分の思い通りにならないと気が済まないのか、羽交い締めにするなど強行な行動に出ています。
「ストーカー」等に見られる犯行時の心理状態は『執着心、支配欲』なのだそうですが、まさにズバリそのものではないでしょうか。
精神的な未熟さ、幼児性を強く感じます。
また強制わいせつ罪なのに名前も明かされない、隠蔽状態・・・。
どうなっているのでしょうか?。
組織内の相当数が、このような事をする傾向があることは、一部のOBなどから暴露されています。
実態は一般市民の想像を遥かに超えたものなのだそうです。
また、消防でも異常な事態が発覚していましたので、載せてみます。
↓ ↓
消防本部で集団パワハラ 職員3割が被害、7年前から?
消防本部で集団パワハラ 職員13人が暴行、軟禁、上司にも
同僚を鉄棒から宙づり、暴言も 消防士13人処分
福岡県糸島市消防本部の職員13人が、同僚30人にパワーハラスメント行為を行っていた問題で市は3日、中心的な役割を担っていたとされる2人を免職としたほか、9人を停職や戒告の懲戒処分とし、残る2人を文書訓告とする処分を発表した。監督責任を怠ったとして、消防長ら管理職5人も戒告の懲戒処分とした。月形祐二市長は「市民の生命と財産を守る消防職員の誇りを汚し、市民の信頼を裏切った」と陳謝した。
市によると、処分は上司を公然と誹謗(ひぼう)中傷したり、職員同士の対立をあおったりした男性課長補佐(45)を公務員としての適格性に欠けるとして分限免職。若手職員に13キロの潜水ボンベを両手に1本ずつ2本の指で持たせて車庫内を往復させた後、腕立て伏せを命じ力尽きた姿を動画で撮るなどのしごきを繰り返した男性係長(43)を懲戒免職とした。他に同僚を無視するなどした4人(34~49歳)が3~6カ月の停職、5人が戒告など。
市の調査に対し、免職された2人はパワハラ行為を全面否認。他の11人も一部しか認めていないという。
パワハラ行為は昨年7月、加害職員の名前が記された告発文書が市に届いたことなどから発覚。市は2011年、聞き取り調査を受けて13人のうち2人を訓告処分にしたが、一連の行為はその後も続いていた。市は今後、幹部職員を外部から登用するなど、再発防止策を図る。
◇ ◇
「閉鎖性」温床、発覚遅れる
福岡県の糸島市消防本部職員13人による集団パワーハラスメント。市は記者会見で、長年にわたる猛烈なしごきや嫌がらせの実態を明らかにし「消防職員約100人の半数以上が影響下にあった」とした。過去にはパワハラの内部告発者が標的にされたこともあった。外部の目が届かない閉鎖性が温床となり、報復への恐怖が発覚を遅らせていたとみられる。
市によると、パワハラは2008年以降、訓練を装うなどして日常的に行われていた。100~千回の腕立て伏せをさせたり、部下の体をロープで鉄棒につないだ状態で懸垂を命じ、力尽きると約30分間宙づりにさせたりしていた。「口から泡を吹き、失神する職員もいた。死人が出なくて良かった」と市関係者。
内部告発は過去にも数回あったという。だが、パワハラの認定どころか、情報管理の甘さから告発者が特定され、その後、標的になっていた。洞孝文総務部長は会見で「これも恐怖心につながった、と話す職員もいた」と明かした。
グループは「幕府」と称し、中心とされる男性課長補佐は、幹部を公然と「ポンコツ」「ぼんくら」と中傷、普段から反抗していたという。浜地広喜消防長は「以前から(パワハラは)耳に入っていた。指導したが改善できなかった。閉ざされた空間で、ゆがんだ人間関係が形成されていた」とうなだれた。
再発防止には形骸化が指摘される通報制度の改善などとともに、強力なリーダーシップが求められる。記者会見で「風通しの良い組織にしたい」と述べた月形祐二市長の実行力が問われている。
=2017/03/04付 西日本新聞朝刊=
※・・・警察不祥事に引き続き『集団ストーカー犯罪』では、もっともメジャーな加害、犯罪集団である消防ですが、上記の内容からやはり、警察と同じように精神的な未熟さ、幼児性のようなものを強く感じますね。
注目すべき点は、嫌がらせが部下だけではなく上司にも、集団で行われていたというところです。
自分達を「幕府」と称し、我が物顔で暴れ回っていたようで、中学生や高校生あたりの年頃に見られる所業ですね。
10歳代の頃は誰でも多少なり、素行不良的な時期もありますが、現在何歳なのか?、いい加減に卒業出来ないのでしょうか・・・(笑)
そしてこれらは「集団ストーカー犯罪」にも通じるところがあります。
というか、そのものというところでしょうか!。
そしてこのグループは所謂、『カルト』勢力だと思えますね。
やることが滅茶苦茶です。
『職員同士の対立をあおったりした・・・』ということですが、ある目的を持って悪事に励んでいたのではないのでしょうか?
周囲の秩序を破壊して、自分達の都合の良い環境をつくるため工作活動を行う典型でしょう。
そうやって何時の間にやら、全体を掌握して行くのでしょうね。
多くの者達は暴力や報復等を恐れて、誰も正しいことを言えなくなっていきます。
そうすれば加害者達には占めたものなのでしょう。
官公庁等、学校等は特に狙われ、かなりの腐敗が進んでいます。
マスメディアも完全にカルト勢力に汚染され、大手は特にまともに機能してませんね。
不正の告発などをするとまず告発者が間違いなく集団ストーカーのターゲットになりますし、ちょっとした悪事を注意しただけで集団で攻撃して来ますからね。
自分達で悪事をしておきながら、平気で抗議してきたりもしますし、物事を論点を摺り替えて行く手段に出て来ます。
我が家の近所のストーカー達もよくやる手段ですよ。
まあ根っからの『悪』なのでしょう。
また集団ストーカー犯罪ではNo.1、No.2を争う犯罪企業2社の不祥事が今月出ていました。
↓ ↓
佐川急便駐車違反、身代わり出頭8営業所でも…立件数計106人に
宅配大手「佐川急便」の東京営業所(江東区)で運転手の駐車違反を隠すため身代わり出頭が行われていた事件で、警視庁交通捜査課は3日、東京23区内の別の8営業所でも21件の身代わり出頭を確認し、社員やその家族ら44人を犯人隠避容疑などで書類送検したと発表した。立件はこれで54件、計106人となった。
同課は東京営業所の不正発覚後、23区にある同社の他の31営業所の運転日誌や反則切符などを改めて調査。城北(板橋区)▽渋谷(品川区)▽城西(江東区)--など8営業所で昨年1月31日~8月25日、運転手が都内で勤務中に駐車違反で摘発されたのに、家族らを警察署に身代わり出頭させた疑いがあることが分かったという。
※・・・・ちょっと前にブログにも載せた、佐川急便の駐車違反の『身代わり出頭事件』ですが、その後もさらに増え現在106名が立件されているそうです。
『身代わり出頭』というとまず思い浮かべるのは、暴力団の殺人事件や麻薬、拳銃などの密輸入事件などで行われていることでしょうか。
まあ全国的に有名な犯罪企業ですから、不思議はありませんね!。
また配達先で元配達員の男が少女に乱暴しようとしたとして逮捕されました。
↓ ↓
逮捕されたのは、愛知県春日井市の藤田裕介容疑者(36)です。警察の調べによりますと、藤田容疑者は「佐川急便」の下請け会社に勤務し、配達員だった去年7月、名古屋市に住む一人暮らしの19歳の少女に乱暴をしようとした疑いが持たれています。藤田容疑者は、荷物の配達のために配達員の制服を着て少女の家を訪ねていたということです。藤田容疑者は「自分のタイプだった」と話し、容疑を認めています。
(2017/03/07 テレ朝NEWS)
だそうです。
強姦等の乱暴を配達先で行うといえば、『クロネコヤマト』がどうしても頭に浮かびます。
以前ブログに書いたかもしれませんが、集団ストーカー犯罪が顕在化した頃、ちょうど県内で強姦事件を起こしていたので印象深いのです。
こちらも最近マスコミで色々と騒がれているようで・・・・。
ヤマトHD、未払い残業代は数百億円の可能性 さらに業績悪化も
ヤマト運輸への是正勧告、昨年12月にも 長時間労働で
宅配最大手ヤマト運輸を傘下に持つヤマトホールディングス(HD)で発覚した全社的な未払い残業代問題は、今後の調査次第で、支払総額が数百億円に達する可能性も出てきた。荷物の急増によるヤマト運輸の深刻な人手不足の影響で、ヤマトHDは1月に2017年3月期の業績予想を下方修正したが、未払い賃金が多額となれば、さらに苦戦を強いられそうだ。
インターネット通販の普及によって、ヤマト運輸が15年度に取り扱った荷物は17億個を超え過去最高を記録。16年度は1月時点で16億個に迫っており、15年度を上回るペースで増え続けている。
ヤマトHDの修正後の17年3月期連結売上高は1兆4600億円、純利益が340億円。売上高は前年の1兆4164億円から増えるが、人手不足で配達の一部を別の業者に委託する費用などが増えているため、純利益は54億円の減少を見込んだ。会社側は未払いの残業代を解消するとヤマト運輸の労働組合に約束しており、業績はさらに悪化する可能性がある。
◆ ◆
ヤマトは2007年に大阪市の拠点でドライバーの残業代の未払いを指摘されるなど、これまでも複数の拠点で労基署から是正勧告を受けている。配達方法の見直しなどでドライバーの負担軽減に取り組んできたが、「物量の伸びが想定を超え、対応しきれなくなった」(幹部)と説明している。
※・・・・・こちらも全国で悪名高い犯罪企業ですが、数百億円もの残業代を未払いだったらしく、実は『超ブラック犯罪企業!』だったわけですね。
元社員の2名が裁判を起こしたことが、功を奏したようで公になったようです。
まあ以前から度々、是正勧告を受けていたようですが・・・。
非常に悪質な犯罪企業ですから、これまた不思議はないですね。
最近の週刊紙の特集で「将来、消える企業!」に名前が挙がっていた『クロネコヤマト』ですが、犯罪企業には消えてもらってイイと思いますよ!。
ということで、またまた!
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2017年07月09日 11:52